秋葉原の量販店に空気清浄機を買いに行ったんですよ。空気清浄機の効果ってよくわからなそうじゃないですか。「実は清浄してませんでした。すみませんでした」という記者会見をＴＶで見ることになるのはつらいです。
空気清浄機コーナーに行くとたくさん並んでます。その中にオレのハートを打ち抜く清浄機がありました。
「掃除が８年いらない（最重要）」
「どれだけほこりを取ったか見て分かる（重要）」
「日本製（日本製であるに越したことはない）」
「割引本日まで（正月明けの日曜日）」
値引き後お値段、３２、０００円なり。
二畳ぐらいの空気清浄機売り場を３０分うろちょろしながらようやく決めましたが、一万円を超えるお買い物。ちょっとは店員に話をした後じゃないと怖いじゃないですか。オレが求めているものであることを確認したくなります。手を挙げて店員を呼びました。会話しないと買いたくないのですが、何を確認すればいいかよく分かりません。店員が「いらっしゃいませ」といった後に俺が言いました。
オレ「空気清浄機って何ですか？」
店員の顔：通常→困惑→何言ってやがんだコイツ
店員「空気を清浄するものです」
オレ「いや、もうちょっと詳しく」
店員「埃とー匂いとー....後は花粉をとるんです」
オレ「......」
分かってもらえますかね？高い買い物だったのでもう一押しがほしかったんですよ。それがあったら生活に余裕ができる的な話が聞きたかったんですよ。
『使ってると結構空気が違うのが分かりますよー。女房がひどい花粉症だったんですけど、去年から使い始めたら部屋の中が快適になったって言ってますし』みたいな話を聞きたかったんですけど、不審者と話をするみたいなテンションで話された日には買うと決めていた俺も帰りますよ。ポイントの関係で全ての家電系製品をこの量販店で揃えたいんですけど、そんなテンションで言われちゃったらねー。
それとも話の切り口を「空気清浄機って何ですか？」ではじめた俺が悪いの？
※価格.comでさらに一万円引きで買えました。（もちろん代引き）
