ロジパラさんを目指してた!

はてな日記で書いてた頃の冗談日記

エアコン狂想曲

前フリ:新宿にエアコンを買いに行った

おかしいとは思っていた。なぜもう少し良く考えなかったのか、ココロにエアコンが取りついてしまったのか、ひょっとして”エアコンを買う”という行為自体が目的になってしまったのだろうか?

 今年の夏は寝苦しかった。金曜日に夜中の三時過ぎまで起きていて七時には目が覚めて首の周りはびっちょり。今週は意識して寝不足になったのではなく、暑さの為に寝るべきときに寝れずにいて昼間に睡魔が襲ってきていた。

 オレの認識と計算の枠の外が原因で体調が悪くなるなんてバカな話があるか!飲みにいくときも早めに職場を出て山手線の中(心地よいゆれが素敵で環状線だからどこにも行かない)でちょっと寝てから落ち合う場所に行くなどとありえない行動だろう。

 だけど頭の中には一つの疑問がいつもあったんだ。

 

-なぜ猛暑と言われた去年を乗り越えられたのに今年はだめなんだろう

 

 去年の夏をオレは暑く感じていなかった。そりゃ夏なんだから他の季節に比べれば気温は高い。だけど周囲が言うほどの異常気象とは思っていなかった。

 エアコンを買おうと最終的に決めたのは昼休みに外を歩いているときだった。そしてその日のうちに購入。一安心したところだった。

 昨日、家賃を手渡しするために大家に会った。オレが「そーいえばやっとエアコンを買うことに決めたんですよ」と雑談を始める。それに応じる大家さんは「あ、そうなんだ」と言った後、一言続けた。

 

大家「ところで、何で今年は窓開けないの?」

 .....は?

 オレの部屋は角部屋である。その特権として二面に窓がある。ベランダに続く大きな窓はもちろん大きく開けてあった。大家が言っているのは、片方50センチ四方くらいの大きくない窓のことだった。

大家は容赦なく続けた。「あれ開ければ風通し良くなるんじゃない?」

 その窓の下にはテレビがおいてあり、テレビの上にはタバコ、ライター、名刺、食玩等々、ちょっと強い風で落ちちゃうようなものばっかりおいてあった。だからこの窓は開けないほうがいいなと思ったのは4月ごろのこと。そして俺の中で「この窓は開けないもの開かないもの」という固定観念が四ヶ月かけて育ってしまっていたのだ。

大家「試しにあけて寝てみたら?」

オレ「....後悔しそうなので嫌です」

 そうは言ったものの、二面の窓を全開に寝てみる。熟睡...._| ̄|○ 首周りの汗もそれほどでもなかった。

最大の目的を失った俺はあわててエアコンの利点を考え始める。

・夜寝やすい

  → 気温の上下に強い体なので、窓開けてればぐっすり眠れることが判明。

・昼間暑いときに涼しい。

  → 昼間は土日しかいません。しかもその土日も外に出ていること多し

・暖房もついている。

  → エアコンの暖房は高くつくので石油ファンヒーターを使う予定

・除湿機能あり。

  → 湿気を気にしたことがありません。

 今の生活満足度が50%だったのが二面の窓を開けて寝ることによって80%に戻ると思う。エアコン使うようになって110%ぐらいにはなるでしょう。その30%の為に50,000円+電気代の価値があるんだろうか?

 エアコンを使うことによってその対価(50,000円+電気代)以上の満足な時間が過ごせるならいいんだけど....





......キャンセルできるものならキャンセルしようかな?

※すいません、後半ただの愚痴ですね。