ロジパラさんを目指してた!

はてな日記で書いてた頃の冗談日記

サウンド・オブ・ミュージック [DVD] ★★★☆☆

建前

 修道院で生活を送るマリアは歌が好きで爛漫で、他の修道女は憎めないが扱いきれない。マリアは退役大佐の下に家庭教師に出ることになる。大佐は妻亡き後、家に笑い声が戻るのを嫌い規律で子供たちを縛っていた。かたくなだった子供たちはやがてマリアに心を開き、大佐はマリアを疎ましく思うがだんだんと....

 ナチスドイツの侵攻という時代背景をうまく使いながらマリアと子供たちの交流と大佐の心の氷が解けていくのを見事に描いている。

本音

 中学生のときの音楽の授業で見ました。良くも悪くも分かりやすくて中学生が見るのにちょうどいいかも。長女の年齢が17歳で好きな男がいるのも魅力的に見えるはず。でも物語の根底に流れるナチスドイツへの反抗はあの頃は分からなかったなぁ。今見ると男爵夫人のオンナの狡猾さは見事。

 星が三つなのは、しょうがないがマリアと子供たちの和解が早すぎる、長女の彼氏がちゃんとストーリーに生かせなかったから。それと物語上は子供は七人も要らない(長女だけで十分かも)、合唱団的には必要だったんだろうけどさ。