ロジパラさんを目指してた!

はてな日記で書いてた頃の冗談日記

無催促でたくさんの人にお金を貸した話。

 前回の話をもう一度別の視点から。私がその話を見たのは漫画だった。

 細かい流れは忘れたが、一人の男が金貸しを始めることにした。性善説を信じる彼は無催促でお金を貸し出すことにした。開店キャンペーンとして無利息で貸し出すと告知すると近所の人たちはこぞってお金を借りた。返済日に金を返してくれる人はなく倒産した。

 数年後、近所の人たちはあの人はなんで金をくれたのだろうと井戸端会議のネタにした。借りれなかった人は「なんでオレにもよこさなかったんだ」と怒ったという。

 人は自分が言いようにしか考えない。それは性善説とか性悪説とかではないだろう。近所の人たちの「なぜか金を配ってた人」という印象に善悪の判断は存在しない。

 仕事でもそうではないだろうか?職場で良かれと思ってやったことが、自己主張をしなかったため自分の思惑と別の方向に進んだことがないだろうか?また善意でやった作業だったために処理に甘さが出てしまい、作業が中途半端になってしまったことがないだろうか?

 悪いけっかでも良いことでも善意から自らで起こした行動でも報告は必ず必要なものである。良かれと思って担当外のところを作業したのに、それで周囲からの評価が下がってしまってはつまらない。