建前
小学生の娘の帰りを待つ母親の前に彼女は現れた。復讐者。娘の前で母を殺すという避けたかった事態を引き起こしてしまったが彼女は復讐を止めるつもりはなかった。5人のうち2人目を倒した。彼女の脳裏に復讐を誓ったあの日と1人目との激闘がよみがえる....
2003年に公開されて話題を呼んだ作品。拳銃を使わずCGをほとんど使わず(俺には確認できなかった)ワイヤーと殺陣で構成されたアクションシーンは見ごたえ十分。
本音
どこまで本気だ、こいつら
やべーよ、おもしれーよ、キルビル。
飛行機の手荷物として日本刀持ち込んでるよ!(でも飛行機内の乱闘はありません)
なんで突然20分ぐらいのアニメが始まるんだよ!(敵の過去の生い立ち紹介)
敵とのやり取りが小学生の考えたセリフ回しだよ!(余裕かまして「かかってきな!」とか)
なんで女子高生の武器が鎖分銅なんだよ!
足を切られた敵が池に落っこちる前から、池はすでに赤い色しているよ!
昔の少年剣客モノの実写映画(赤胴鈴之助とか)でも没にしそうなアイディアが満載のアクションシーンだよ!
緊張感をあおるシーンで使われている音楽は昔からある曲なんだけど、バラエティで多用されすぎててその音楽が聞こえてくると緊張感が高まるというよりは笑っちゃうんですよ。
残酷なシーンが多いので確かにR指定。だけど斬った首が十メートルぐらい吹っ飛ぶし血柱がいくつも上がるしで、むしろやりすぎてて笑える。
最初はアメリカを舞台にすごく真面目に始まり、後半に日本に渡ってから先が出鱈目になっていきます。タランティーノさん、真面目にやっているのかなー。それとも自国を離れればドンだけ好きなことやってもOKだと思ったのかな?ローリングストーンズのミッキーロークみたいに(日本でプロボクシングのリングに立って弱そうなパンチ一発で敵をKOし、これでも勝手ぐらいの八百長っぷりを見せて帰国していった。当時、その一撃必殺の一打が”ネコパンチ”が流行した)。