呑んでいるとき。
相手A「観音様とか大仏ってさ、片方の手を立てて、他方の手は親指と人差し指で丸を作ってあぐらをかいた足の上に置いてあるじゃん。んでその前にはお賽銭箱。金出せって脅迫されている気がするんだけど」
相手B「それわかるー」
オレ「アホか!あのなぁ、あれは立てている手は”天”を、もう片方の手は”地”をあらわしているんだよ。指で作った○は金の意味じゃなくて生物すべてを指すの。つまり天と地の間で生きる人々を見守っているって意味なの」
相手AB「あ、そうなんだー。やんさんよく知ってるねー」
『相手B「それわかるー」』の間に『立てている手は”天”』だけ思いついて、後はしゃべりながら適当に作ったウソチク。二人が他の場所でえらそうに講釈たれないことを祈る。