ちょっと前にバカの壁 (新潮新書)という本が話題になりました。著者は養老孟司さん。飲んべえなら居酒屋の店長が本を出したのですか?と聞きたくなりますが、立派な大学教授さんです。
んでそのバカの壁に書いてあるんですが東大生の大学生の男女に出産シーンを見せたところ、女生徒たちが出産の苦しさと感動をビデオから感じとり『私にできるかな?』とか『涙しました』と感情移入したのに対し、男どもは『感動した』とか、『大変だなぁ』というあまり感情の入ってない感想が返ってきたそうです。
つまりバカの壁とは学歴とかIQとかではなく、そのものごとに対して、どれだけ深く考えることができるかなのです。考えを深く進めた女性陣と、たくさんある教育ビデオの一つ程度にしか考えられなかった男たち。その差がバカの壁なわけです。
身重の奥さんをもつ旦那さんと飲んだのですが、出産に対してバカの壁を感じてしまいました。もちろん俺がバカの方です。
出産はおろか結婚にさえバカの壁を感じる俺、今度の水曜日で3○才になってしまいます…orz