ロジパラさんを目指してた!

はてな日記で書いてた頃の冗談日記

小説の紹介

四日間の奇蹟 (宝島社文庫)

 ドイツ留学していた天才ピアニスト啓輔は事件に巻き込まれて左手の薬指を失う。その事件によって両親を失った知的障害を持つ少女を引き取ることになった。ともに生活する中で少女にピアノの才能を見出す。啓輔は自分の中の嫉妬を消せないまま、少女にピアノの手ほどきをする。

 啓輔は内向的になりかねない彼女のために病院や老人ホームを慰問してピアノを弾かせていた。そんな生活を始めて二年、次の慰問先である山間の病院についたのは夜の帳が下りてからだった。優しい人たちに温かく迎えられた二人。いつも啓輔の後ろから出てこない少女が職員に懐いたのはこれまであり得ないことだった。急速に病院に溶け込んでいく少女。啓輔は戸惑いながらも、少女にとっては良いことだと思うことにした。

 そして「四日間」の前日の夜は更けてゆく....


...という導入部分まで読んで、その小説をなくしました。電車の中に置いてきたらしい。

もう一度買い直すべきかなぁ.....